そもそものはじまりは(出産前・・産まれるまでに何をする?②)
断捨離を始めたきっかけ
①2017夏:復職
上の子が1歳半の頃に復職しました。
もともとできるだけ楽したい性分ではあり、お助け家電の導入などは少しずつしていたのです(洗濯乾燥機など)。
ですが、仕事が始まるとやっぱり全然余裕がない。
毎日へとへとで、子供を寝かせながら一緒に寝落ち、が頻発。
ここで(それでもかなり迷いましたが)食洗機を導入。
また保育園が職場の近くだったため、子供と一緒に通勤していたのですが、雨の日などはやっぱり大変。
少しでも快適に通勤するためのグッズなどを買いあさっていました。
子供のおもちゃや絵本も増えてきていたので、その収納についても、本を読んだり100円ショップでいろいろ買ってみたり。
そうした小さな試行錯誤の積み重ねにより、以前ほどの余裕はなくなったとは言え、仕事に慣れてきた頃には、まあまあ生活はまわっていました。
おもちゃなどが散らかってはいても、おおざっぱには掃除機も一応毎日かけており(四角いところを丸く吸う、感じでしたが笑)、騙し騙し片付いている風に生活していたのです。
そう、片付いている風。
今思えば全然片付いていませんでした。
冷蔵庫の奥でよく食べ物をだめにしてしまい、夫にネチネチ(あ、この表現はトゲがある笑?)言われることも多かった。
②2018:第2子妊娠
そして第2子を妊娠。
ここからがひどかった。
そもそも第1子のときには、つわりがひどくてほぼ引きこもり状態だったわたし(仕事も辞めていたので)。
そのときほどではなかったものの、第2子のときにもつわりはがっつりあり、その上仕事もしていたので、もう心身ともに本当に余裕がなかった。
毎日よれよれで、洗濯して(保育園に着替え持っていかないとね)食事をどうにかして(子供に食べさせないとね)仕事をする(時給もらってるんだから)だけでもう精いっぱい。
本当に最低限のことしかしていませんでした。
片付けなんて、掃除なんて、しなくたって死なないから。
だから、生命に直結しないそんなことに使う時間があったら休みたいし、そうして温存した気力体力は仕事で使いたい。(ていうか使うしかない)
そうして部屋は荒れ放題。
掃除機も週末にどうにかかけるくらい。
わたしも夫もイライラしてよくけんかしました。
このままだとまずい。
2人目が産まれたらもっと大変になる。
もっと生活を整えておかないと、毎日がまわらなくなる・・!
産まれてくるまでに何とかしないと・・。
お気に入りの家具
みなさまは結婚する時に何か新しく揃えたものってありますか?
わたしたち夫婦は、それぞれが一人暮らしをしていたので、生活に必要なものは割とそろっていたのですが、いくつか新たに買い直したものに大物家具があります。
カーテンや本棚など。
もともと、好きなものに囲まれて過ごすとか、気に入ったものを長く使うとかいうのが好きなのです。
部屋の印象を大きく左右する大物家具、これからずっと使うものだし、一緒に年をとっていけるようなものを揃えたい!
素敵な部屋作りたい!
と、まあ当然なりました。
で、その中でも特に気に入って揃えたのが、棚付きの机と本棚でした。
木製ですべすべしていて、合板にはない木のぬくもりが素敵で、とても気に入ったのです。
机は、高さや棚の位置などを調節できるので、将来子供も使えるな~と。
本棚はふたを閉めれば中が見えなくなるので、部屋の見た目もすっきり。
脚付きなので、そのうちお掃除ロボットを買ったとしても、これならばっちり。
何より、お揃いの2つが並ぶと、なんだかおしゃれな感じになるのです。
賃貸のため、壁や床を好きにはできず、全部が理想通り!の部屋にはなりませんでしたが、その一角は、本当に私好み。
もっと安い他のものでもいいんじゃない?と渋る夫を説得して、購入したのでした。
だから・・すごく怒られました。
めっちゃくちゃネチネチしつこく言われました。
それらを手放したいって夫に伝えた時には。
大好きだったけど・・手放した!
そう、手放したのです。
お気に入りだったその2つの大物家具、棚付き机と本棚を。
断捨離することを決めて以降、この2つを手放すまでにも、テレビ台やカラーボックスなど、少しずつ手放してはいたのです。
でもこれらは本当に気に入っていたので、いつまでも残っていました。
どこかで少し違和感を感じながらも。
だって一緒に年をとっていくって思っていたから。
このままじゃまずいと思って始めた断捨離。
前回の記事
で、大事なのは断捨離というより、まず思考の整理、そしてそれに基づく環境の整理だと思うと書きましたが、それをはっきりと自覚(?)するきっかけとなったのが、この2つを手放したことでした。