ゆるっとふふふ

5歳・2歳子育て中。あれわたし、気づくと歯を噛みしめている・・。いろいろなことがありますが、気持ちゆるめてふふふと幸せを感じる毎日にしていけますように。

いよいよ出産~出産費用と体験記~

かかった出産費用は・・

こうして日赤にて出産した訳ですが、かかった出産費用は657,000円ほど

正常分娩、日中出産(つまり夜間料金なし)、5泊6日入院(出産日を0日目として5日目に退院)です。

日赤HPで案内されている金額とほぼ同程度ですね。

退院時にクレジットカード払いにて精算しました。

 

入院時に出産一時金の用紙を提出しておくのですが、その際、一時金を差し引いた額の支払いにするか、全額支払いで一時金は後日振り込みにするかを選べます。

日赤はクレジットカードが使えたので、ちょっとせこいですが、カードのポイントを貯めるために我が家は全額支払いを選びました。

だって一度にこんな額を使うことって早々ないですから。

このポイントで、後々オムツを購入╰(*´︶`*)╯♡

 

健診費用と合わせると、約70万円。

出産一時金を差し引くと、今回の妊娠出産での自己負担額は合計28万円ちょっと。

都会価格なんでしょうが、子どもを育てるだけでなく、産むのにも結構かかりますね~。

領収書はすべて保管しておき、しっかり確定申告して医療費控除を受けました。

 

 

出産、それは突然やってきた・・

ここからはわたしの出産体験記です。

わたしが出産したのは37週に入ってすぐ。

予定日より3週間近く早い日でした。

そろそろたまごクラブで陣痛体験談でも読んで、本番に備えようかなぁなんてのんきに思っていた矢先・・・突然息子は産まれて来ました(*⁰▿⁰*)

 

日中は健診へ。

順調ですね〜なんて言われて帰宅。

夕飯の準備をしていると、あれ何か・・出てる??

でもたくさんじゃなくて、ちょろちょろ出ては止まり出ては止まり。。

またおりものかな?なんて思っていたんです。

(わたしは後期つわりがあり、吐く度におりものがよく出ていたのです。)

夕飯の支度も一段落して、赤ちゃんのスタイを作り出すも、・・・ん?やっぱり何か出てる。おりものにしては多いような・・

するとちょうど夫が帰宅したので、夕飯に。

私:何か出てる気がするんだよね〜

夫:・・は?出てる?

私:うん、何かわかんないんだけど、いつもと違うものが出てる気がするんだよね。

夫:・・え?!のんきにご飯食べてる場合じゃないでしょ!

 

トイレで確認するも、出ているのは透明のさらさらしたもので、大量ではないし、破水なのかよくわからず。腹痛はまったくなし。

ネットで調べるもやっぱりわからず、でも破水だったらそのまま入院とは書いてある。

え?もしかして・・産まれる?

まさかね、日中の健診で何も言ってなかったし。

でもじゃあ・・何が出てるんだ?

 

半信半疑で病院へ・・

まだこの時は、出産が迫っているとはつゆにも思わず、半信半疑で日赤に電話。

何かが出てるんです。

すると、破水かどうかは実際に検査をしないとわからないので、生理用パッドをあてて来院してくださいとのこと。

ドキドキしながら、入院準備も持っていった方がいいか聞くと、はいそうですねとあっさり言われ、何の心の準備もできていなかったところに突然入院、というか出産の可能性が出てきて、半ばパニックのまま電話を切りました。

 

そこからは何だか気持ちがふわふわして、半分うわの空で入院荷物をまとめ、陣痛タクシーに電話。

夫と病院へ向かいました。

夜の22時頃でした。

 

夜間入口から入り、時間外・救急受付へ。

破水の可能性があるからと、安静のためその場で車椅子に乗せられ、5F産科フロアへ。

さっきまでわたし、夕飯作ったり片付けしたり、めちゃめちゃ動いてたけど・・とそのギャップに驚きつつ、破水したら安静になんてことも知らなかったんだなぁと、自分にちょっとあきれながら、これからどうなるんだろうとぼんやり考えていました。

この時もまだ半信半疑。

 

産科フロアに着き、助産師さんに状況を伝えると、破水かどうか検査するから、当ててきたパッドをトイレで病院のものと取り替えてくるよう言われました。

その時に改めてパッドを見ると、さっきまでは無色透明だったのに、うっすら赤く・・。しかも量もぐっと増えていました。

それを見て、この時初めて、あぁこれはもう産まれるんだなと思いました。

ふわふわしていた気持ちも急に落ち着いて、腹がくくられた感じでした。

トイレから戻って、これはもう産まれるよ・・と夫に言うと、そりゃそうでしょ、今更何言ってるの?まさかまだ信じてなかったの?!と。

・・・わたしよりも早く、夫は腹を決めていたようです。

 

その後夫と個室に案内され、ベッドに横になって待っていると、助産師さんが来てやはり破水でしたねと。

この時点では陣痛らしきものは全くきていませんでした。

入院は確定なものの、陣痛がきていなければ一般の入院扱いとなるため、夫には一度帰ってもらい、明日また面会時間に来てもらうことになると。

この時深夜の12時過ぎ。

今から帰っても、また何かあった時に深夜にタクシーで来るのもねぇ・・なんて話しているうちに、段々陣痛らしきお腹の張りが。

痛みはまだ大したことのないものでしたが、等間隔で張りを感じるようになりました。

陣痛が始まったのかもしれないということで、ここで分娩室(LDR室)に移動。

夫も帰らずに済むことに。

この時深夜1時過ぎくらいでした。

 

ちなみに、車椅子でこの分娩室へと運ばれているとき、どこからともなく叫ぶようなうめき声が・・なぜあんな声がと急に不安に。苦笑

 

分娩室へ・・

分娩室に移動後、陣痛の痛みは増していたもののまだ多少余裕もあり、ここで洗顔やパジャマへの着替えを。

そして陣痛アプリで陣痛間隔を計りながら、ベッドでただただ痛みに耐え・・。

この時陣痛は5分間隔くらい。

時々、ゼリー飲料やお水でエネルギーと水分を補給。

(お水はペットボトルで2本持参していましたが、足りなくなって何度か夫に追加で買ってきてもらいました。)

この間助産師さんはちょこちょこ様子を見に来てくれていました。

 

早朝4時を過ぎたくらいから、急に痛みが増してきて、我慢できないレベルに。

それまでの痛みとは明らかに違う!痛い!

息を止めたくなる痛みに、ナースコールで助産師さんを呼びました。

恐らくこの辺りから、まさに産まれる前の陣痛になったのだと思います。

産後、助産師さんに、あの時よく呼んでくれましたねと言われました。

 

 

いよいよ!

そこからは、波のように押し寄せる陣痛との戦いです。

痛みが来るとき、自分でわかるのです。

来る!来る!と苦しんでいると、助産師さんがおしり(?)を押してくれ、これが効き目抜群!

もう辛さが全然違う!本当に救われました。

助産師さんが部屋を出ていた時に夫にも押してもらいましたが、雲泥の差!いや、もちろんありがたかったですけどね。)

助産師さん、さまさまです。

 

また、わたしが疲れてくると張りも弱くなってしまうらしく、時々、"補給食食べてください!"と指示されました。

そうすると張りも戻ってきて、またもう一踏ん張り。

これを何度か繰り返す中、痛みに耐えながら、もっとわたしに体力があればと頭の片隅で悔やみ。

さらにこの日は、そもそも朝起きて健診に行ってから一睡もせず夜にこうなってしまったので、眠さと疲れもかなり溜まっていたのです。

 

そうして、体勢を変えたり、エネルギー補給をしたり、痛みに耐えて耐えて・・朝の8時過ぎ、無事に産まれました。

。・゜・(ノД`)・゜・。♡

耐えられない痛みにナースコールをしてから、およそ4時間後のことでした。

 

ちなみに、出産の痛みは終わっても、その後も傷口を縫ったり(会陰切開はしませんでしたが、結局自然に裂けました)、残った胎盤を出したりと、地味に痛みは続きました。

それでも無事に産まれてほっとしたのなんのって。

消耗しきっての放心と、あぁ終わったんだという開放感、赤ちゃんがすぐそばにいる感動と、いろんな気持ちがごちゃまぜのひと時でした。

 

陣痛も産後も痛かった、でも・・

痛い痛いとは聞いていた陣痛、確かに痛かったです笑

でも痛みが辛いというより、どんなに痛くても歯を食いしばって我慢してはいけないというのが大変だったなと思います。

痛みに全力で耐えられないというか。

食いしばって呼吸を止めてしまうと、お腹の赤ちゃんに酸素がいかなくなってしまうのです。

はい、深呼吸して〜と何度も言われました。

 

妊娠中、ずっと体調が悪くて苦しんでいるわたしを夫は側で見てきたんですね。

産んだ後に、妊娠中と出産どっちが辛かった?と聞かれたので、出産と答えると若干ひいていました。

あんなに長いこと苦しんでいた妊娠中より辛いのか?!と。

 

産後は産後で、身体中が筋肉痛、会陰の傷も痛み、授乳で胸も痛い。

睡眠不足も重なり、満身創痍とはこのことだっていうくらい身体はぼろぼろでした。

 

・・でもそんなもの、赤ちゃんを見ると吹き飛びます♡

これはもう本当に。

赤ちゃんパワー、すごいです♡

 

そして今回、助産師さんなしでは、絶対にこんな風には産めなかったと思うのです。

サポートや的確な指示に、何度助けられたことか。

母子手帳の出産記録には、助産師さんの名前を書くところもあるのですが、このお名前、きっとわたしは一生忘れません。

 

いろいろな話を見たり聞いたりして、出産に向けてドキドキがどんどん膨らんでしまっている方もいると思います。

でもきっと大丈夫。と思って、楽しいマタニティライフをお過ごしください。

そして元気な赤ちゃんを産めますように・・♡

 

以上、わたしの出産記録でした。

長々お読みいただきありがとうございます。

 

ちなみに、LDR室はきれいでとっても快適でしたよ~。

陣痛の最中に移動しなくていいというのも、ほんとに良かった!

 

日赤での出産、よかったです。

 

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